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『五体不満足』の著者乙武洋匡さんが 今春から小学校教師となるそうです。
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小学校の先生って ・・・ピアノが弾けて泳げないとなれないのかと思ってました。
今でも きっと基本的にはそうなんでしょうね。
乙武産の場合は 赴任先の杉並区独自の条例で 広い分野での民間人を任期付き教職員として
採用するようになったようです。

すごいですね。きっと素晴らしい先生になられるでしょうね。
教師って 勉強を教えるだけじゃない。特に初等教育に関しては 人間形成に大きく関わってくる。
乙武さんなら きっと子どもたちに大きな影響を与え 成長させてくれるでしょう。

だけど・・・。
この事例は やっぱり『五体不満足』の乙武さんだから・・・。なのでしょう。
同じように教育に熱意を持った障ガイ者の方が 教師となれるのか。。。
乙武さんの赴任される小学校は バリアフリーでエレベーター完備だそうです。
そして 長年一緒にいる介助者の方がつくそうです。
すでに自らが代表を務めていた個人事務所をやめ 一公務員としてやっていくそうですが
まさか 介助者のお給料まで区は払ってくれないでしょう。

誰もが 自分の望む職種につけるとは限らない。
好条件の職場を選べるのは ごくごく一部の人。
それでも どんな人でも 誰でも 「なりたい職業」に向けて努力できる土壌があって欲しい。
「希望」を持てる世の中であって欲しい。

乙武さんの新しい一歩は小さな蕾。
いつか大きく開花するよう みなで大切に見守っていきたいですね。
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by varex | 2007-03-22 20:39 | つれづれ
卒業によせて・・・
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「史上最悪の赤ジャージ軍団」「お荷物学年」
3年前の4月 彼らは職員室でそう呼ばれていました。

長男の通う中学は 近隣3校の小学校が集まる一学年250人ほどのマンモス校。
学年ごとに上履きとジャージのカラーが決まっていて 長男の学年は「赤」
担任や教科担当の先生方も クラス替えはありますが3年間持ち上がりになります。
1年生のときから3年間 この学年担当となた先生方は赤ジャージ軍団と苦楽をともにしてきたわけです。。

とにかく 酷い学年でした。まとまりなく だらしなく 無気力。
伝統ある文化合唱祭でも 「今までで最低。こんなに歌えない(歌わない)学年はなかった。」と。
それでも 先生方は諦めず 根気良く子どもたちと向き合ってくださいました。
日々を追うごとに 徐々に子どもたちは変っていきました。

「自分さえよければ・・」の今時の子どもたち。
それが クラス単位の行事を重ねるたびに 担任の〇〇先生のために!と協力し団結していきました。
3年の体育祭。クラス対抗なのですが 本当に真剣に練習を重ね みな練習以上の成果を発揮して 勝敗は別にその健闘をたたえ合って涙する姿に感動しました。
そして伝統の文化合唱祭。
昨年とは全く別人の素晴らしい歌声。男子もみな真剣に大きく口を開け 会場を揺らすほどの大きく高らかな歌。
毎日朝と放課後練習して クラスみんなでひとつの音楽を作り上げるという作業を通し
より強い絆が結ばれていったのでしょう。
合唱祭に臨むその真摯な姿勢に 下級生たちも保護者も教師たちも みな心地よい感動に包まれました。

昨日の卒業式。卒業生が歌った「旅立ちの日に」は本当に心に響く素晴らしい歌声で。
歌っている卒業生も 保護者も 先生方も みな感動の涙でした。
そしてサプライズ。
閉会の言葉のあと 卒業生退場となったとき 卒業生の中から「ちょっと待ってください!」
卒業生全員が教職員席に向き直り 各クラスごと担任に向け呼びかけ。
どのクラスも最後に「〇〇先生 大好きです!」と。
校長先生も 担任の先生方もみな涙。保護者席も涙涙。卒業生の男子の仲にも何人も泣いてる子が。

どうしようもなかった学年・・・。3年前のこの子たち。
それが こんなにも人を感動させられるまでに成長していました。。。
これも 諦めず根気良く 最後まで子どもたちを信じて指導してくださった先生方のおかげです。
どの子もみな いい顔してました。
本当に学校に先生に恵まれた3年間でした。
親として 感謝の気持ちでいっぱいです。
この中学での3年間が この子たちのこれからの人生の大きな礎になることは間違いないでしょう。
そして こんな素敵な感動的な卒業式を経験できて幸せです。
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by varex | 2007-03-16 15:05 | つれづれ
『オーケストラ楽器別人間学』
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  『オーケストラ楽器別人間学』 茂木大輔著/新潮文庫

ふらふらとネットサーフィン中 どなたかのブログで紹介されていた本書。
タイトルからして興味を惹かれる。。
早速 図書館で蔵書を調べるも在庫なし。。。で 帰りに本屋へ寄ったらありました!
文庫本ですから迷わず購入(552円)。

読み始めてみると・・・。口語的文体の多用がちょっとひっかかる。なんというか。。イラッとする(笑)
なんだろうな。こういう文体が好きではないんだな。きっと。
でも 読み進めていくうちに 慣れたのか 作者のもつ文体[リズム]に乗せられたのか
気にならなくなっていったのが不思議。
これも音楽家の作者の計算?テクニック?

本書の内容は オーケストラにおける演奏者とその携わる楽器との関係性。
というと難しそうだが その奏者がその楽器を持つようになるのは生まれや育ちや性格からなどによる必然性なのだ。。などと 誇大な妄想によって書き上げられた人間学(?)。

ようするに オーボエ奏者は選ぶべくしてオーボエを選んでいた!というわけ。
この位置づけが「そんなことあるか!」な理由だったりするのだけど
「でも そうかも。」と思わせてしまうところが 筆者の観察力の鋭さなのかも。
私も学生時代のオケ仲間をひとりひとり思い出し 「当てはまる!」「これは違う!」などと
懐かしい顔を思い浮かべ 自分なりに考察してみた。
もしも身の回りに 楽器をやってる方がいれば この本を読んだあとそっと観察することをオススメします。
今まで気づかなかった真の性格が見えてくるかもしれません。

「有名人による架空オーケストラ」という章があるのだけど ここは爆笑です。
こんなオーケストラがあったら ホントに楽しいだろうな。観てみたい。
意外とすごい演奏しちゃったりするんだろうな。

本書が文庫化されるにあたっての加筆された「弦素、管素とその化合物」という章も大うけ。
この章が私は一番好きかも。
最後の 三谷幸喜氏の解説も笑えます。
オーケストラ楽器別人間学
茂木 大輔 / / 新潮社
ISBN : 4101391319
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写真はいつもの散歩コースで見かけた あるお宅のネコヤナギの樹。
今日 同じお宅の前を通ったら ホワホワの芽からもっと大きな毛虫みたいな葉っぱ?花?が出てました。
あのほわほわのは新芽なの?蕾なの?
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by varex | 2007-03-05 23:49 |
オルセー美術館展
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携帯カメラ : 上野公園入り口の大寒桜 満開でした。

上野の東京都美術館へ『オルセー美術館展』を観に行ってきました。
昨年末 招待券を入手していたのだけど なかなか上野まで行く時間が作れず
ぐずぐずしているうちに 招待券の有効期限が今日まで!
行きたかった企画展なので とにかく今日行かねば。と行ってきました。

11時半ごろ上野につき ぷらぷらと東京都美術館へ。平日だというのに上野公園は人が多い。
美術館の入り口に入ってみると。。。。
ものすごい行列!!!
「チケットをお持ちの方は こちらへお並びください。」の館内係りの人の持つプラカードを観ると
『こちら最後尾 35分待ち』!!!!

人気の企画展は行列ができるのはわかっていたけど・・・。
ここは千葉県某所のネズミーランドか?!ってな行列。
そんな行列だもの。中へ入ってからも人人人。
チビっ子な私は人の頭の隙間から覗く感じ;;
人酔いして気持ち悪くなる。。。

私がこの展に行きたかったのは 特に目玉の絵画があるわけではなく
オルセー美術館が 大好きな美術館だから。
はるかはるか遠~い昔(笑) パリのオルセー美術館へ行ったことがあります。
まだ感受性豊かな若い頃でしたから それはそれは感激して感動して 幸せな記憶としてあります。
それはひとつひとつの展示作品に というより美術館自体に感動したのです。
オルセーは それまで私が知っていたどの美術館よりも明るく 開放的な雰囲気の美術館でした。
とにかく日の光がたくさん入る。(もしかしたら 人口光だったかもしれませんが とても明るい)
展示室の区切りがあまりない。(細かいパーティーションがない)
好きな絵の前でずーーっと長めていることもできるし 何度もぐるぐる廻ることもできる。
なんというか お天気の良い日に公園でのんびり・・な雰囲気で楽しめる美術館なのです。(私感ですが)

今回の日本での企画展。確かにオルセー美術館蔵の作品がたくさん展示され 興味もそそられましたが
なんだかあまりのギャップに。。。
マネ モネ ゴッホ ゴーギャンなどの巨匠のホンモノ作品を間近に観られるのですから
それは素晴らしいけれど。正直 疲れました;

私にとって美術館は ゆっくりリラックスして 作品のエネルギーを感じて元気をいただく場なのだと
あらためて思いました。
有名作品でなくても 心に元気をくれる作品に出会える場へ 出かけて行きたいなと思います。
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by varex | 2007-03-02 22:39 | つれづれ