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私のカメラは左利き
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私の元へやってきたexakta。日本語表記では「エキザクタ」とか「エギザクタ」と
されることが多いけど、発音的には「エクザクタ」が近いらしい。
私は親しみを込めて「エキちゃん♪」と呼ぶのとにした(笑)
exakta varexは世界初のファインダー交換式の一眼レフカメラで、今ある一眼レフカメラの元祖的カメラ・・・らしい。
1950年から製造が始まり、何度かマイナーチェンジを繰り返し、数種類のタイプが作られてきたらしです。
私のエキちゃんは、『vx』の表記、高速シャッター1/1000、1/150があることやフィルムカウントダイアルの仕様などから、おそらく1953年生ではないかと思われます。
ボディ底部には「Made In Germany」の文字とともに「00102」もしくは「00702」の刻印。製造番号でしょうか。
着脱式のプリズムファインダーには「U.S.S.R. occupied」の文字。ソビエト統治下のドイツで作られたものなのですねー。時代を感じます。

さて、このエキちゃん。一眼レフカメラの祖と言われながら、他のカメラとは大きく違う。
普通、カメラは正面から見たとき、レンズはややボディ右よりについてるものである。
内部構造上のことはわかりませんが、右手でしっかりカメラをつかみ易いため・・・・だと思う。
今時の一眼レフカメラだと、ほとんどこの右手位置にグリップがついてますものね。
右手の小指・薬指・中指と親指でしっかりカメラをホールドして、右手の人差し指でシャッターを切る。左手はレンズ下部にあてがい、ピント操作・・・・というのが一般的。

ところが。エキちゃんはボディの中央にレンズがある。なので、シンメトリーの安定感からくる美しさ・気品が感じられるのかもしれない。
エキちゃんの奇異なところは、それだけではない。
なんと、シャッター巻き上げは左。レリーズも左前面。
エキちゃんは・・・・・左利き?カメラなのです。
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by varex | 2004-11-30 12:04 | EXAKTA varex
エキザクタ 
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オークションで落札したエキザクタvxが到着。
出品者はとても親切な方で、落札が決まった時点のメールで
「エキザクタに長年憧れを持ち、ついに入手の運びとなりましたが、エキザクタで撮影したことがなく、詳しいことはよくわからないので、知ってる範囲のことで教えていただけますか?」
と、正直に自分の現状を伝えました。
出品者の方は、カメラとともに簡単な使用説明・注意事項などを同封してくださいました。
おかげで、フィルムの装填や巻き戻しなど、わかりやすく教わることができました。
ホント感謝。エキザクタ好きに悪人なし。

到着したエキザクタは、さすがに50数年の経年を感じさせる風格ある佇まい。
アタリもスレもありあり。レンズも拭き傷いっぱい(笑)
それでも、「世界一使いにくいカメラ」なんて不名誉なレッテルを貼られることのあるカメラにしては、相当に使い込まれてる。
これまで、何人の人の手を経て私のもとへやってきたのかはわからないけれど、
それなりに、ちゃんとカメラとして働いてきた歴史を感じます。
私も安心して使い込めそう(笑)
一緒についてきた純正の皮ケース。このストラップをカメラにつけかえてみた。
クラカメには、やっぱり皮のストラップが良く似合います♪
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by varex | 2004-11-28 22:06 | EXAKTA varex
オークションにて
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「エキザクタを買おう!」と心に決めたものの、それは今すぐというわけでもなく
いつか、そのうち、機会があれば・・・・程度の思いで。
またカメラを良く知った人と、中古カメラ屋めぐりでもできるときがあれば、そのときにでも。
・・・・と思っていたのだけど。
自分でも予想以上に早くエキザクタを入手する機会がやってきた。
やはりカメラ好きのweb友達に「エキザクタ買おうと思ってるんだ。」という話をしたら
ある日メールが届き「今オークションにエキザクタが出てるよ!欲しいタイプのじゃない?」と。
メールで知らせてくれたオークションIDのページに飛ぶと、確かにEXAKTA vx。
エキザクタにはいろいろバージョンがあって、それぞれ微妙に違いがある。
ま、細かな違いはどうでもよくて、EXAKTAのⅡaタイプで『varex』、『vx』という表記があるものなら。
オークションに出ていたものは、『vx』の表記。掲載写真を見る限り、美品とは言い難いが
ちゃんと使えるようだ。
しかも、ドミプラン50mmレンズと純正皮ケースがついて開始価格が3000円ほどだったか。

中古カメラを買うのは、一種ギャンブル的な要素がある。
何しろ古いもの。ちゃんと動くかどうか。値段は適正なのか。
それを、現物を見ないでネットで買ってしまうというのは・・・・かなりの冒険だ。
掲載写真と記事、それと出品者のこれまでの入落札記録から判断するよりない。
今回の出品者は、カメラ関係の取引が多く、それなりに使っていた様子。
何しろこの価格だもの。買い・・・・だよね?・・・・と自問自答。
すでに数件の入札が入っていて、その時点で5000円くらいだったか。
よし!1万円以内なら買いだ!
で、オークション参戦。
そして見事落札。8750円で、エキザクタをゲットしたのでした。
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by varex | 2004-11-24 14:52 | EXAKTA varex
クラカメ
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再びローライで撮った画像ですが。
ローライやベッサで写真を撮り続けていくうちに
私の中で、またふつふつと”あの”カメラに対する憧れが蘇ってきたのでした。
カメラ雑誌のクラカメ特集や、ネットで調べた結果、”あの”カメラはクラカメの中では
かなりお手ごろ値段で入手できそうなこともわかってきたし。
一番のネックは、やはり操作性らしいのだけど・・・・
この時点で私はまだ”あの”カメラの実物を見たことも触ったこともなかったので
とにかく一度、この手に持ってみなくては!そう決心したのでした。

残暑厳しき晩夏のある日、私のカメラの師匠に同行願い、銀座の中古カメラ屋を
数件ハシゴして、憧れの”あの”カメラ『EXAKTA varex』を初めて手にしたのでした。
師匠もEXAKTAを所有していたことがあったのですが、その使い難さのため、
手放してしまったそうで、この日まわったカメラ屋の熟練(と思われる)店員さんも、
「あれ?えっと・・・こうだっけかな?」なんて言いながらEXAKTAの説明をしてくれました。
ま、場所が銀座ということもあって、市場価格は事前リサーチよりやや高め。
私の欲しいタイプのモデルもなかったので、購入にはいたりませんでしたが、
(同行の師匠も店員もあまり購入を薦めなかったし;)
私の中では、「なんか使えそう!」という、まったく根拠のない自信が生まれていたのでした。

「よし!絶対EXAKTAを買うぞ!」

気づかぬうちに、いや、薄々気づいてはいたけれど、クラカメ沼という泥沼に足を踏み入れてしまっていたのです・・・・・。おそろしや。
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by varex | 2004-11-21 16:25 | クラシックカメラ
デジカメ
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マニュアルカメラ・機械式カメラ好きの方のなかには、デジタルカメラを全否定する方も
いらっしゃいますが、私はデジカメも使っております。(もらいものですが;)
私の中で、「写真を撮る」ことは『遊び』の範疇で、カメラは『玩具』です。
でも、ときとしてカメラには『遊び』以外のお仕事をしてもらわねばなりません。
それが『記録』。記録に使うには、デジカメはホント便利です。すぐチェックできるし
不要なコマはすぐ削除できるし。
私のデジカメは、『FinePix A202』という機種で、余計な機能はなし。すべてオート。
例えば部屋のリフォームするときとか、その過程の記録とか、料理手順とか、集会時の記録とか・・・、そんなことに使ってます。
あと、とっても軽くてコンパクトなので、サイクリングのお供にも連れていきます。
ベッサくらいなら持って出られるけど、遠出をするときはやはり重いし、
何より、自転車乗りを純粋に楽しみたい。
それでも、サイクリング途中で素敵な風景に出会えたら、やっぱり記録として残したい。
そんなときに、バッグのポケットに忍ばせたデジカメは大活躍。
携帯電話のカメラも、あんがい活躍してくれています。

エプソンとコシナの共同開発で、レンジファインダーのデジカメが発売になったそうだけど、
どんなもんなんでしょうね?
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by varex | 2004-11-19 18:44 | カメラ
手仕事
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マニュアルカメラの楽しさのひとつに、『音』があると思う。
シャッター巻き上げの音、シャッターを切る音。
携帯電話のカメラなどには、盗撮防止のために、わざと音が鳴るようにしてあるとか。
私の携帯のカメラも、とってもわざとらしい音がして恥ずかしい(笑)
一眼レフが好きな人は、シャッターを切るときのあの大胆な「音」に酔うらしく、
レンジファインダー好きはあの小さなシャッター音が「鈴の音」のように可憐に聞こえるらしい。
いや、ホントか嘘かはわかりませんが(笑)
私的には、ローライの「チッ」という控えめなシャッター音が好き。
ベッサは巻き上げるときの「ジーッ」という音が好き。
エキザクタはやや大きめで「バシャッ」という音。
作り物ではない、『仕事音』
あと、撮り終わってフィルムを巻き戻す感触も好き。(エキザクタはかなり大変なのだけど;)
いずれにしても、ひとコマひとコマに思い入れがたっぷりこめられる貴重な手仕事。
カメラが自動でやってくれないので、「手間がかかる子だわー。」なんて言いつつ、
手間をかけられる楽しみ。
フィルムの装填にしても、ポンと入れるだけ・・・・ではなく、そのカメラなりの作法にのっとり
丁寧に装填して、1枚撮るごとに、巻き上げる。
撮り終わったら、手でくるくる巻き戻す。
手間がかかるからこそ、いっそう愛着もわくのですよね。
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by varex | 2004-11-18 16:56 | カメラ
右が左で、左が右で・・・・

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ローライフレックスは、二眼レフカメラの中でも最も扱い易いカメラのようで
フィルムの装填・巻き戻しもとりたてて難しいこともなく、
シャッターレバーをくるりと回してシャッターをチッ(そういう音)と切る。
ファインダー像は大きいし、内蔵露出計もバッチリ。悩むことなくピント合わせでき
憧れの正方形写真が撮れちゃうわけです!
現像されたブローニーフィルムはライトビュアーに乗せるまでもなく、画像がはっきり見える。
その美しいこと!自分の写真技術の腕が上がった錯覚すら覚えます(笑)

しかし・・・・・。ファインダー像ははっきりくっきり、とはいえ。
左右逆転して見えるのです。
なので、ファインダーを見てもう少し右を入れようと思えば、カメラは左に振らなければ
ならず、左を要れようと思えば、カメラは右に・・・・。
私の場合、意識はないのだけど、右に空間を持たせた構図が好きなようで
今までの写真を見ると、右に開いた構図のものが多いように思う。
ということで、左右逆像ファインダーのローライで撮った写真には、左に開いた写真が多いのですよね(笑)
撮ってるときの私は、「あれ?こっちじゃない!こっちか?!」なんて、
カメラを右左に振って撮ってたんでしょうねー。
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by varex | 2004-11-15 15:10 | Rolleifrex
ローライフレックス

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初めての二眼レフがRolleifrex3.5F。レンズはツァイスのプラナー75mmがついていた。
二眼レフ超初心者の入門機には、あまりに贅沢な素晴らしいカメラでした。
50年近くの経年を感じさせない、シンプルで無駄のない作りと、気品あるその姿に
まず一目ぼれ。(私はホント惚れっぽい;)
シャッタースピード、露出計ともに完動。レンズもクリア。
「こんな私が使っていいの?」とおじけづくほどに、完璧なカメラでした。

二眼レフといえば、その最たる特徴は上から覗いて撮るウェストレベルファインダーの
撮影スタイル。(プリズムファインダーに交換することもできますが)
これがとても楽しい!
例えば人を撮るにしても、相手に顔を向けないので、無用な緊張感を与えることもない。
というか、撮影するこっちも恥ずかしくないのだな。(笑)
はじめはピント合わせに神経質になって、ルーペを使って額をファインダーに押し付けるように
撮っていたのだけど、そのうちウェスト(というよりは胸のあたり)位置にカメラを置いて
上からファインダーを覗くだけでピント合わせをできるようになりました。
シャッター音も小さいし、まさに散歩しながらの撮影にはうってつけカメラ♪
(ただし、首からローライぶら下げて歩いてると、かなり目立ちます;)
ファインダーはベッサより大きく明るい。巻き上げ作業も楽しい。
ただひとつの難点は・・・・・・フィルム1本で12枚しか撮れないことでしょうか。
フィルム代がかさみましたねぇ・・・・・。
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by varex | 2004-11-10 16:39 | Rolleifrex
スクエアフォーマット
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初めて正方形の写真を見たときは、トリミングされてそのカタチなのだと思った。
何しろ、カメラといえば35mm判しか知らなかったのだから。
中判カメラというのがあって、それにはブローニーフィルムというのが使われる・・・・
なんてことも、写真やカメラに興味を持って初めて知った世界なのだ。
ブローニーフィルムも、使用カメラによって画面サイズが変わってくる。
6x4.5、6x7、そして6x6。通称ロクロクだ。
ロクロクといえば、有名なのがハッセルブラッド。
一度だけ知り合いのハッセルで空シャッターをきらせてもらったことがあるのだけど、
重い!音が大きい!ミラーショックが大きすぎ!
三脚を使わない限り、私には絶対無理!というシロモノでした。
それでも、正方形フォーマットのもつ独特な安定感、存在感。撮ってみたい~~!
そしてたどり着いたのが、二眼レフ。
ほんの数十年前までは、二眼レフはとってもポピュラーなカメラだったらしく
名称の頭文字が、アルファベットのA~Z(名称のアタマ)まで全て揃ったといわれるくらい、
多くのメーカーから発売されていたようです。

正方形の写真が撮りたい!・・・・という気持ちから、二眼レフについていろいろ調べていくうち、
もう気持ちはぐんぐん二眼レフの世界へ!(笑)
私には、写真の神様は降りてきてくれませんが、カメラの神様はついているのかも。
またしても、写真好きの友人より「二眼レフ貸してあげるよ。」というありがたい申し出。
そうして私の手元に、Rolleiflexがやってきたのでした。
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by varex | 2004-11-09 14:42 | 二眼レフ
色の無い世界

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モノクロ写真が好き。
でも、見るだけ。自分では撮れない。
カメラにもだいぶ慣れてきた頃、何本かモノクロフィルムを入れて撮影してみたことはあったけど。
でも、出来上がった写真は惨憺たるモノ。
モノクロ撮りの先輩方の話では、狙った被写体を見たとき、すでに自分の目はモノクロで被写体を捉えている・・・・と。
RF機のファインダーはクリアで色もとてもキレイに見える。
そうして見える像から頭の中で色を剥ぎ取るわけだ。
人間が得る情報量の80%は視覚によるものらしい。その中で『色』の占める割合は
かなり大きいと思う。インパクトを感じるのは、まず色だと思うから。
一番視覚に訴える『色』のない世界。
「色彩という着飾った衣装を削ぎ落とし、素の姿、その本質を写し出すのがモノクロ」と言った人がいたけど、まさにそのとおりだと思う。
シンプルだからそこ見えてくるもの。
黒と白だけに、細かな階調表現にもこだわってくるだろうし、そうなると、自分で現像・プリントもしたくなるのでしょうね。
デッサン画を仕上げていくような感覚なのでしょうか。
やりだすとはまってしまうのが目に見えているので(笑)、まだもうしばらくモノクロは我慢します。
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by varex | 2004-11-08 14:22 | モノクロ写真