オペラ座の怪人
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『オペラ座の怪人』を見てきました。
音と色の洪水。音楽と美術(舞台セット・衣装etc)
そのスケールに圧倒されました。

ミュージカル映画は、特に好んで見るジャンルでもなく
舞台版の『オペラ座・・』も未見。
ストーリーも良く知らず、その分先入観無く、のめりこんで見ることができました。
楽曲の素晴らしさは言うまでもなく、キャストの歌もみんなホントに素晴らしかったです。
冒頭シーンのモノクロ画面で、シャンデリアが引き上げられ過去のオペラ座の栄華の時代へとさかのぼっていくシーン(予告でTVでも流れてますね)では、鳥肌立ちました!
ファントム(怪人)にまつわる過去の事件を回想する・・・というカタチで物語は始まるのだけど、
現在をモノクロで、過去をきらびやかな映像で見せる趣向。
過去の忌まわしい事件は、夢か寓話の中の出来事だったかのように、いっそうドラマティックな演出となっています。
舞台版は見たことないので、比較のしようはないですが、舞台を見に行かれない人のためにも映画化したかったのだとか。
納得。舞台を見ているようです。舞台にはないカメラワークでその裏側まで見ているよう。

ただ、ストーリー的にはファントムにもヒロインにも気持ちは同調できず・・・。
ファントムの一途な愛は、あまりにも盲目的。
自分がこれだけ愛情を注いだのだから、相手にも同じ気持ちを求める・・・・。
これでは今で言うストーカーだわ。ま、これまでの境遇からして同情はするけど。
ヒロインも、幼馴染のラウルと、自分を音楽の高みへと導いてくれるファントムとの間で
揺れ動いちゃうわけだけど、ラウルに対しては恋愛感情間違いなし。
でも、ファントムに対しては、(亡父への思慕と重ねたとしても)愛情じゃないでしょ。
自分をオペラ座のプリマへと押し上げてくれる人・・・・。
つまり、恋愛(ラウル)と仕事(ファントム)のどっちを選ぶ?
という選択だったように思うわけです。斜に見すぎかしら(笑)
終盤、マスクをはずしたファントムの顔があらわになるのだけど、恐怖を感じるほどの
醜い顔ではないのですよね。私から見ると。
顔半分は完璧にイイオトコだし。
「その顔を見ても、もう恐ろしいとは思いません。ゆがんでいるのはあなたの顔ではなく心なのだとわかったから。」というヒロインのセリフは、ファントムの心に深く刺さったことでしょう。
もっと早く、そう言ってくれる人がいたならね。ファントムの心も救われたろうに。

とにかく絢爛豪華。スワロフスキーのシャンデリアもすごいし、歌もすごいし、仮面舞踏会のシーンなんか、ホント興奮しちゃいました。
この作品は、絶対音響の良い大きなスクリーンの映画館で見なくちゃダメです!

利用価値のない日々の雑学さま
distan日誌さま
トラックバックさせていただいてます。
オペラ座の怪人については、ホントにたくさんのブログで記事が書かれています。
人気の作品なんですね。






BessaR+CS35mm

私の住む街にある古い食堂。ラーメン・オムライス・コーヒー・・・と、
ドライブインのようなメニューが並ぶ食堂で、一度も入ったことないので
味の方はわかりませんが(笑)
石造りのレトロな建物で、その名も「パリー食堂」
『パリ・オペラ座』にかけてみました(笑)
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by varex | 2005-02-08 22:05 | 映画
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