ネバーランド
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写真とは全く関係ありませんが、「ネバーランド」という映画を見てきました。
たまたま私の空いてる時間と上映時間が一致したことと、ジョニー・デップが主演という理由で(ファンなんです♪)、映画についての予備知識無く見たのだけど、とても良かったです。
「ピーターパン」の作者のジェームス・バリ(J・デップ)が、ある家族と出会い交流し
その交流を通してピーターパンの戯曲を書き上げる過程の話なんだけど・・・。
「いつまでも少年の心を失わないで」とか、「信じていれば奇蹟が起こる」とか
そういう安っぽいテーマではないのですね。
この映画の根底にあるのは、もっと深く、人間の生の営みそのものというか・・・。
「純真な子供の心」「成長すること」「大人になること」「老い」そして「死」。
特に人生の終焉「死」について、とても真摯に描いている作品だな、と思いました。
ラストで母を亡くした少年に「お母さんはネバーランドにいるんだよ。」と語るシーン。
でもそれは、「死んだらお星様になる」というのとは全く違って、この映画全編を通し
「死」というものをちゃんととらえているので、深く胸に刺さります。

これから見ようと思う人にネタバレになってしまうので、詳しい内容には触れません
が、主人公のバリが、自分の家族の悲しい過去を語るシーンや、ピーターパンの
初演後のパーティーでの老婦人との会話とか、「死」と「遺された家族の悲しみ」
についてすごく考えさせられました。
今時の映画にしては短い上演時間(2時間弱?)、過剰な演出もなく、穏やかに
流れていく映画です。
もう一度見たい。子供たちにも見せたい。お奨めの映画です。
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by varex | 2005-01-22 22:46 | 映画
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